鉃鋼ビル以上の鉃鋼ビルへコミュニティイベント・プロジェクト

テナント企業で働く皆様と「誰もが輝きだす場所」を共に創っていくことを目的としたイベントの開発・企画に取り組むプロジェクトです。

鉃鋼ビルと同じ広島県呉市にルーツを持つ坂田明さんがプロデュース 「SAKATA AKIRA PRODUCES JAZZ AT TEKKO EXECUTIVE LOUNGE」第3回開催


株式会社鉃鋼ビルディングは、鉃鋼ビルの「付加価値向上」の一環として、コミュニティイベント・プロジェクトに取り組んでいます。2026年5月20日、鉃鋼エグゼクティブラウンジにて、第3回となるジャズコンサート「SAKATA AKIRA PRODUCES JAZZ AT TEKKO EXECUTIVE LOUNGE」を開催しました。

今回は、企画・運営に携わったプロジェクトメンバーへの取材をもとに、その背景と当日の様子をレポートします。

会議室の大きな窓を背景に並ぶ、4名の男性社員。  


広島・呉で始まった縁が東京で音になる

会場となった鉄鋼ラウンジの入口

株式会社鉃鋼ビルディングの創業の地は、広島県呉市です。今回もプロデュースを務めていただいたジャズ界の重鎮・坂田明さんは、同じ呉市のご出身です。こうした共通のルーツが、本シリーズを通じた取り組みの出発点となっています。

坂田さんには、働く場所であるオフィスと文化をつなぐイベントの趣旨にご理解をいただき、鉃鋼エグゼクティブラウンジを舞台に、今回も特別な夜を演出していただきました。


ビル竣工10周年記念のイベントとして開催

鉃鋼ビル竣工10周年記念ロゴマーク
ご入居企業の皆様に「働く場所に新しい価値」を届けることを目指し、ビル竣工10周年を記念する取り組みの一環として開催しました。今回のジャズコンサートも第3回目を迎え、ご入居企業の皆様から好評をいただいております。

今回は、坂田明さんのプロデュースのもと、ピアノ、フルート、ベースによる編成が選ばれ、音の細かな重なりと演奏の繊細さがより自然に感じられるかたちで編成されました。


当日の様子

開場時間が近づくにつれ、エグゼクティブラウンジには少しずつ、ご来場者が集まり、賑わいが生まれていきました。仕事終わりの時間帯ということもあり、軽食やドリンクを手に、同僚や知人と談笑しながら思い思いの時間を過ごされています。

演奏者のメンバー

今回の出演は、ピアニスト・栗田妙子さん、フルート奏者・太田朱美さん、ベーシスト・岩見継吾さんの3名。坂田明さんのプロデュースのもと、この空間にふさわしい編成として選ばれたトリオです。

準備が整い、演奏者が静かにステージへと現れると、ラウンジの一角に自然と注目が集まり、先ほどまでの談笑の空気が落ち着いていきます。

演奏された曲目は以下の通りです。

1.Hand of Time(栗田妙子)
2.18:45(太田朱美)
3.空堀川(栗田妙子)
4.昔話(栗田妙子)
5.King of Belgium(John Scofield)
6.樹の詩(太田朱美)
7.昆虫博士(栗田妙子)
Encore:メヌエット(作曲者不詳)


音のやり取りが際立つアンサンブル

演奏者と会場の様子

オープニングの「Hand of Time」では、ピアノ、フルート、ベースが丁寧に重なり、会場は自然と演奏へ引き込まれていきます。私たちプロジェクトメンバーも、「これからどのような時間になるのか」という期待を感じながら耳を傾けていました。

演奏が進むにつれて、穏やかな流れと緊張感のある展開が緩やかに行き来し、その振れ幅がこの日の特徴的な魅力となっていました。音数を抑えた静かな瞬間には、一つひとつの音に耳を澄ませる空気が生まれ、一方でリズムに動きが加わる場面では、会場全体の意識が演奏へと引き寄せられていきます。

演奏する3人

こうした構成は、坂田明さんのプロデュースによる本シリーズならではの特徴でもあります。親しみやすさに寄せるのではなく、演奏そのものの面白さや音の関係性を大切にすることで、聴く側も自然と音楽に向き合っていく。そうした体験の積み重ねが、本シリーズの個性として形になっています。

アンコールに応えて「メヌエット」も印象的な一曲でした。一般にはヨハン・セバスティアン・バッハ作と誤認されることもありますが、実際には作者不詳とされ、同じ時代のフルート奏者ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツによる作品とも言われています。短いながらもバロック調の旋律と明確なリズムが際立ち、普段このような場ではあまり触れる機会のない楽曲として、コンサート全体の印象を引き締める役割を果たし、この夜の印象をより深いものにしていたように感じられました。


当日の舞台裏

演奏者たちと会場の様子

こうした時間を支えていたのは、演奏者だけではありません。会場の設営や運営にあたったプロジェクトメンバーも、それぞれの役割を担いながら本番に臨みました。

今回の公演では、来場者の皆様により自然なかたちで音楽と時間を楽しんでいただけるよう、いくつかの工夫を行いました。そのひとつが、配膳スタッフの配置です。

演奏中であってもドリンクや軽食をスムーズにお届けできるように体制を整えたことで、来場者の皆様が席を立つことなく、それぞれのペースで音楽に向き合える環境づくりを目指しました。ラウンジという空間の特性を生かしながら、音楽と飲食の場が共存する空間のあり方を探る試みでもありました。

当日使用したLED照明機器

さらに今回は、新たにLEDスポットライトを導入し、照明演出にも工夫を加えました。従来のラウンジ照明に比べて演奏エリアに適度な明暗のコントラストが生まれ、空間全体がより落ち着いた印象となりました。ライブハウスに近い雰囲気が加わったことで、演奏に自然と意識が向きやすい環境となり、音楽と空間の一体感がより感じられる演出となりました。

また開演前には、プロデューサーである坂田明さんに加え、前回ご出演いただいた小森慶子さんも来場されました。控室ではプレイヤー同士のハイレベルな会話が交わされたことと思います。公演を重ねる中で生まれてきた演奏者同士のつながりが感じられる場面となりました。本シリーズが継続的な取り組みとして広がりを持ち始めていることを実感しました。

そのほかにも、音響や配線の調整、ケータリングの配置など、細かな部分において調整を重ねながら当日を迎えています。本番中も会場の後方ではスタッフが状況を見ながら動き続け、来場者の動線や空間のバランスを保つための対応が行われていました。

こうした舞台裏での積み重ねが、演奏と空間が自然に調和する時間を支えていたのだと、あらためて感じる機会となりました。


ジャズをもっと自然に楽しめる場として

曲の間にトークをする栗田さん

今回の公演では、耳に馴染みやすいメロディーに加え、音の重なりや展開の変化を楽しめる楽曲が多く演奏されました。そのため、聴き方そのものにも自然と幅が生まれていたように感じられます。

会場では、ドリンクを手に時を過ごしながらも、気づけば演奏にじっくりと耳を傾けている様子が随所で見られました。それぞれのペースで音楽に引き込まれていく。そうしたあり方が、今回のコンサートの大きな魅力となっていたように思います。

第1回・第2回では、ラウンジならではのリラックスした楽しみ方が印象的でしたが、今回はそれに加えて、音楽の細かな変化に気づきながら聴くような場面も多く見られました。

難しさとしてではなく、「もう少し聴いてみたい」と思わせる感覚が残ること。それが、今回の音楽体験の特徴だったように思います。

演奏に聞き入る会場全体の様子

こうした時間を通じて、働く場所の中に、日常とは少し違う集中や余韻が生まれていく。今回のコンサートは、そうした新しい体験のあり方をあらためて示す機会となりました。普段とは異なる環境のなかで、質の高い音楽体験を届けていただいた出演者の皆様に、心より感謝申し上げます。

鉃鋼ビルディングでは、これからも働く場所に新しい価値を提供し続けてまいります。音楽を通じて人と人がつながる場を育てながら、今後もこうした取り組みを重ねてまいります。


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鉃鋼ビルと同じ広島県呉市にルーツを持つ坂田明さんがプロデュース 「SAKATA AKIRA PRODUCES JAZZ AT TEKKO EXECUTIVE LOUNGE」第2回開催


株式会社鉃鋼ビルディングは、鉃鋼ビルの「付加価値向上」の一環として、コミュニティイベント・プロジェクトに取り組んでいます。

2026年3月25日、鉃鋼エグゼクティブラウンジにて、第2回となるジャズコンサート「SAKATA AKIRA PRODUCES JAZZ AT TEKKO EXECUTIVE LOUNGE」を開催しました。

今回は、企画・運営に携わったプロジェクトメンバーへの取材をもとに、その背景と当日の様子をレポートします。

プロジェクトメンバーの集合写真OK


広島・呉で始まった縁が東京で音になる

ラウンジの空間に机やテーブルなどが並んでいる様子

開演前のエグゼグティブラウンジ

株式会社鉃鋼ビルディングの創業の地は、瀬戸内海に抱かれた広島県呉市です。

今回プロデュースを務めていただいたジャズ界の重鎮・坂田明さんも、同じ呉市のご出身です。

この共通のルーツが、第2回開催へとつながる大きなきっかけとなりました。坂田さんには、働く場所であるオフィスと文化をつなぐイベントの趣旨にご理解をいただき、今回も鉃鋼エグゼクティブラウンジを舞台に、特別な夜を演出していただきました。

前回の様子はこちら


ビル竣工10周年記念のイベントとして開催

鉃鋼ビル竣工10周年記念ロゴマーク

鉃鋼ビルディングでは、ご入居企業の皆様に「働く場所に新しい価値」を届けることを目指し、コミュニティ活性化につながる企画を継続しています。

今回のジャズコンサートは、ビル竣工10周年を記念し、昨年11月に続いて開催したものです。

前回の経験を生かしながら、楽器と座席の配置、照明の明るさ、軽食とドリンクの提供場所まで細かく見直し、当日を迎えました。

今回の公演で特に印象的だったのは、単に演奏を披露するのではなく、この空間にふさわしい編成と空気をどう立ち上げるかが丁寧に考えられていたことです。

今回は会場の響きやラウンジ空間との相性を踏まえ、最終的にクラリネット、ピアノ、パーカッションによるトリオ編成が選ばれました。


当日の様子

小森慶子トリオの3人

出演は、現代ジャズ/即興音楽シーンで独自の存在感を放つ小森慶子トリオ(クラリネット/サックス:小森慶子、ピアノ:吉森信、パーカッション:小林武文)。以下の8曲が演奏されました。

1.ポールとピエール
2.バオバブ
3.Brilliant Corners
4.おくびょうのワルツ
5.The Lord is Listenin’ To Ya, Hallelujah!
6.Eat The Phonebook – coda
7.男はつらいよ
Encore:Blues for “S”

当初演奏を予定していたコンボからピアニストが急遽変更となり、広島県出身の吉森信さんがこの編成に加わることになりました。

予定どおりではない条件のなかで迎えた本番でしたが、そのことがかえって当日の演奏に独特の緊張感と、ライブならではの化学反応を生み出していたように思います。

今回、プロジェクトメンバーのあいだでも印象に残ったのは、小森さんのグループ名である「Ludus Tonalis」でした。これはラテン語で「音の遊び」「音の戯れ」を意味し、副題に「対位法、調性およびピアノ奏法の研究」とある言葉です。

そうした言葉の響きからも、遊び心と緻密さが同居するような演奏が聴けるのではないかと、当日を迎える前から期待が高まっていました。


遊び心と緻密さが交差した一夜

ドラムの小林武史さん

今回の公演でプロジェクトメンバーが特に面白いと感じたのは、三人の掛け合いでした。小林さんのパーカッションがリズムの輪郭をしなやかに支え、その上で小森さんの管が自在に動き、吉森さんのピアノが繊細さと大胆さの両方を感じさせるタッチで応答していく。

もともと期待していた「掛け合いの面白さ」が、実際のライブでは想像以上の立体感をもって現れ、会場の一体感を生み出していたように思います。

オープニングの「ポールとピエール」では、軽やかなフレーズの応酬のなかに、三人の息の合ったやり取りが感じられました。ひとつひとつの音が独立しながら重なり合い、どこか対位法を思わせるような構造の面白さが感じられる一方、演奏全体には伸びやかな楽しさも流れています。その両立が、この夜のトリオの魅力を最初の一曲から鮮やかに印象づけていました。

続く「バオバブ」では、深い低音とゆったりとした旋律が空間に大きなうねりを生み、ラウンジ全体に静かな集中が広がります。音が進むにつれて、空間そのものがゆっくりと呼吸しているような感覚が生まれ、来場者は自然とひとつひとつの響きに耳を傾けていました。

サックスを演奏する小森さんとピアノを演奏する吉森信さん

「Brilliant Corners」では空気が引き締まり、セロニアス・モンクの名曲ならではの複雑な構造から生まれる緊張と遊び心が交差します。鋭さと柔らかさが交互に現れる展開に、視線は自然と演奏者の皆さんへ引き寄せられました。結果として、吉森さんに変更となったこの編成だからこそ生まれた魅力が、はっきりと伝わってくる演奏になっていました。

一転して「おくびょうのワルツ」では、控えめでやさしい旋律がラウンジを包み込みます。音数を抑えた“間”の美しさが際立ち、聴き手の内側へそっと沈み込んでいくような、静かな余韻を残しました。

後半の「The Lord is Listenin’ To Ya, Hallelujah!」では、祈りのような響きとユーモアが同時に立ち上がり、三人の個性が鮮やかに交差しました。

「Eat The Phonebook – coda」では、先の読めない展開そのものを楽しむようなライブ感が強く現れます。トリオ編成ならではの余白があるからこそ、それぞれの音の動きが際立ち、音楽が生き生きとした表情で会場に広がっていきました。

本編最後の「男はつらいよ」では、思いがけない選曲の妙も相まって、どこか懐かしいメロディが会場の空気をふっと和らげました。馴染みのある旋律が現代的な感性で軽やかに編み直され、観客の表情が自然とほぐれていく様子が印象的でした。

今回のセットリストは、いわゆる親しみやすい定番曲を並べたものではなく、構造の面白さやアンサンブルの妙をじっくり味わう、凝った楽曲が多く含まれていました。

それにもかかわらず、会場では来場者の皆様が一音一音を追いかけるように耳を傾け、ときに悦に入るような面持ちで聴き入っていたのが印象的でした。そうした姿からは、ご入居企業で働く方々の音楽に対する感度の高さ、そして新しい表現に対して自然に心を開く豊かさが感じられました。

そしてアンコールの「Blues for “S”」が演奏され、静かな拍手が長く続くなか、この夜はゆっくりと幕を閉じました。


ジャズをもっと自然に楽しめる場として

曲を紹介する小森慶子さん

今回のコンサートを通して改めて感じたのは、ジャズが必ずしも「静かに構えて鑑賞するもの」だけではないということです。

緻密な構造や高度な即興性を持ちながらも、その場には軽やかさや遊び心があり、音楽そのものをもっと自由に楽しめる空気がありました。テクニカルな面白さと、その場の楽しさが自然に同居していたことが、この夜の大きな魅力だったように思います。

エグゼクティブラウンジという日常に近い場所だからこそ、そうした感覚はより自然に立ち上がります。実際に当日は、軽食をつまみながら、お酒を飲みながら、それぞれのスタイルで音楽を楽しんでいただく姿が見られました。

演奏に耳を傾けるだけでなく、音楽をきっかけに場がほぐれ、人と人との会話が生まれていく。今回のジャズコンサートは、そんな“働く場所の新しい使い方”をあらためて示す機会にもなりました。今後も、かしこまって聴くだけではない、より開かれた音楽体験としてのジャズを育てていければと考えています。


多くの方にご来場いただきました

コンサートが終了し、参加者から拍手をされるプレイヤーたち

当日は、3月末のご多忙な時期にもかかわらず、多くの方にご参加いただきました。

前回のような大きな賑わいとはまた少し異なる、ほどよい距離感のなかで音楽を共有できる時間となり、ドリンク片手に談笑される姿や、演奏をきっかけに自然に会話が生まれる場面も多く見られました。

普段とは異なる環境のなかで、豊かな音楽体験を届けてくださった出演者の皆さんに、心より感謝申し上げます。


今後の予定

鉃鋼ビルディングでは、これからも働く場所に新しい価値を提供し続けてまいります。次回のジャズコンサートは2026年5月に開催予定です。音楽がオフィスに自然に入り込み、人と人のあいだに新しい余白を生む場として、今後も取り組みを重ねてまいります。


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TEKKO CINEMAS 開催レポート 新春特別上映『サケジョ -広島の酒、3人が醸す未来-』

 


鉃鋼ビルディングの竣工10周年を記念した新春特別企画として、2026年1月21日(水)、ドキュメンタリー作品『サケジョ -広島の酒、3人が醸す未来-』を上映しました。

今回は、イベントを企画・開催したプロジェクトメンバーに取材しました。

屋内の壁の前で男性社員5名が横に並ぶ様子


開催概要

会場で日本酒を飲みながら作品を鑑賞する参加者の様子

鉃鋼ビルディング竣工10周年の新春特別企画として、2026年1月21日(水)にドキュメンタリー作品『サケジョ -広島の酒、3人が醸す未来-』の上映会を行いました。

当社の前身である増岡商店の創業地・広島にゆかりのある作品を通じて、地域産業の魅力や女性の活躍、新しい挑戦の姿をご紹介し、ご入居企業で働く多くの皆様に終業後のリフレッシュタイムを楽しんでいただきました。

当日は、作品に登場する広島の銘酒の試飲も実施し、交流のきっかけにもつながる温かい雰囲気のイベントとなりました。

日時:2026年1月21日(水)18:15〜19:45
会場:鉃鋼カンファレンスルーム
上映作品:『サケジョ -広島の酒、3人が醸す未来-』
参加費:無料/事前予約不要
主催:株式会社鉃鋼ビルディング(竣工10周年記念)
協力:広島テレビ放送株式会社(作品提供)
特典:広島の酒蔵のお酒を試飲提供
(今田酒造本店、サクラオブルワリーアンドディスティラリー)

テーブルの上にセットされた日本酒リストと日本酒を飲むためのコップ、おつまみ、おしぼり


作品紹介

『サケジョ -広島の酒、3人が醸す未来-』は、伝統の継承と新たな挑戦をテーマに、広島で日本酒造りに関わる3人の女性――酒蔵の杜氏、精米機メーカーの広報担当、日本酒イベントを手がける雑誌編集者――が「広島の酒」の未来を切り拓こうと奮闘する姿を追ったドキュメンタリー作品です。

吟醸酒技術の発祥地・東広島を舞台に、ブランド価値創造や世代交代、地域のものづくりが抱える課題と可能性を描いています。


ビルと広島の“ルーツ”をつなぐストーリー
試飲コーナーを設置し、作品理解を深める体験の場に

試飲コーナーに並ぶ参加者と法被を着て日本酒をふるまうメンバーたち

鉃鋼ビルディングの前身である増岡商店の創業地・広島を紹介して、上映会はスタートしました。

上映された作品では、伝統産業の継承や新しい市場の切り開き方、地域ブランド作りのプロセスなどに加え、広島で開発された特別な精米手法「真吟」なども紹介され、参加者はその製法で作られた日本酒などを味わいながら理解を深め、作品を鑑賞しました。

作品を通して得た「共通体験」から自然な交流が生まれ、コミュニケーション促進にもつながりました。

広島にまつわる各種おつまみもご用意しました。


企画設計の背景

今回のTEKKO CINEMASは、社会性・つながりの2つの視点を意識して設計しました。広島テレビ放送様のご協力のもと、地域資源の継承やそこで働く人々の活躍といった社会のテーマに触れていただきたいと企画いたしました。

また、健康経営・働き方の質の向上の観点から、終業後に立ち寄りやすい鉃鋼カンファレンスルームでの上映に加え、鑑賞と試飲を通じたささやかなリフレッシュを意識しました。

さらに、上映後の交流で共通体験を分かち合っていただくことで、小さなつながりが生まれるよう配慮させていただきました。部門・企業の垣根を越えた緩やかなつながりが生まれ、「ここで働く価値」を実感していただけることを目指しました。


参加者の声

「短時間で参加でき、仕事帰りにリフレッシュできた」
「広島の産業と女性の挑戦に触れ、ビジネスにも通じる刺激があった」
「上映+試飲という構成がとても印象的で、参加しやすかった」

試飲コーナーに並ぶ参加者と法被を着て日本酒をふるまうメンバーたち

今回のTEKKO CINEMASは、広島とのゆかりを軸に、上映と試飲を組み合わせた「文化×体験」の場となりました。

また、ビジネスパーソンにとってリフレッシュと学びを兼ね備えた時間となり、ご入居いただいている企業にお勤めの皆様のエンゲージメント向上にも寄与することができたものと考えています。

鉃鋼ビルディングでは、今後も新たな発見と交流が生まれる企画を展開してまいります。

じゃんけん大会の様子

ピラミッド型に積み上げられた桝

上映後、ビル竣工10周年を記念して作られた「枡」をお持ち帰りいただきました。


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働く人を支える「健康講座&チェアヨガ」を開催

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働く人を支える「健康講座&チェアヨガ」を開催


鉃鋼ビルディングでは、ビル竣工10周年を記念して、オフィスビル内で働く皆様のウェルビーイングをサポートする取り組みをTEKKO WELLNESSとして企画し、2025年12月3日(水)~5日(金)の3日間、ランチ付き「健康講座&チェアヨガ」を開催しました。
今回は、イベントを企画・開催したプロジェクトメンバーに取材しました。

担当の男性社員5名が屋外のテラスに並んで立っている様子。


イベントの概要

予防医療の観点から学ぶ運動講座のスライドが投影されたスクリーン

本イベントは、当ビル南館に併設されたスポーツジム「THE JEXER TOKYO Annex」を運営するJR東日本スポーツ株式会社様とのコラボレーションにより実現しました。
「健康講座&チェアヨガ」は、予防医療の知識とオフィスチェアを使ってできるヨガを組み合わせたプログラムです。今回は、働き方改革や健康経営を後押しする、鉃鋼ビルならではの取り組みを実施しました。

日時:2025年12月3日(水)~12月5日(金)12:10~12:50
場所:鉃鋼カンファレンスルーム(南館4階)
対象:鉃鋼ビルディング内ご入居企業で働く方々
主催:株式会社鉃鋼ビルディング
協力:JR東日本スポーツ株式会社(THE JEXER TOKYO Annex運営)
参加費:無料(ランチ付き)
定員:各回20名

健康に配慮したお弁当をご用意しました。


プログラム詳細と当日の様子

インストラクター従ってオフィスチェアに座りながらストレッチする参加者たち

12月3日(水) 運動講座&肩こり・腰痛予防チェアヨガ

講師:JR東日本スポーツ所属・予防医療診断士
テーマ:「運動不足が招く健康リスクと予防」

日本の高齢化と生活習慣病の増加を背景に、基礎代謝を上げる運動習慣の重要性が解説され、筋肉量を増やすことで代謝が向上し、肥満や糖尿病予防につながることの説明がありました。
実技では、肩こりや腰痛を防ぐための椅子に座ったままできるストレッチを実践しました。
参加者からは、「デスクワーク中でもできる動きが役立つ」「少し身体を動かしただけでほぐれました」と好評でした。


インストラクターの講話を聴きながらお弁当を採る参加者たち

講座はインストラクターの話を聴ききながらお食事を採っていただきます。

12月4日(木) 栄養講座&リフレッシュチェアヨガ
講師:JR東日本スポーツ所属・ヨガインストラクター
テーマ:「細胞を元気にする食事」

血糖値の急上昇を防ぐ食べ方(3食分ける、低GI食品、よく噛む)と酢や発酵食品の活用、間食で不足しがちな栄養を補う工夫など、オフィスでも実践できる食習慣改善のヒントが紹介されました。
実技では呼吸法を取り入れたチェアヨガで心身をリフレッシュしました。
参加者からは、「ランチを楽しみながら学べるのが良かった」「仕事の合間に取り入れたい」との声が寄せられました。


オフィスチェアに座りながら伸びをする参加者たち

12月5日(金) ストレス解消講座&マインドフルネスチェアヨガ
講師:JR東日本スポーツ所属・ヨガインストラクター
テーマ:「自律神経を整えるセルフケア」

ストレスが続くと交感神経が優位になり、疲労・不眠・集中力低下を招くことが解説され、呼吸法(4秒吸って6秒吐く)や姿勢改善、情報過多対策など、職場でできるリセット法が紹介されました。
実技では、目を閉じて呼吸に集中するマインドフルネスヨガを体験しました。
参加者からは、「短時間でも気持ちが落ち着いた」「実践して自律神経を整えたい」との感想をいただきました。


「この場所で働く価値」の向上

スポーツジム「THE JEXER TOKYO Annex」のエントランス

スポーツジム「THE JEXER TOKYO Annex」のエントランス

今回のイベントは、ビル内に併設されたスポーツジム「THE JEXER TOKYO Annex」を運営するJR東日本スポーツ様との連携により、専門知識と実践的なプログラムを提供できたことが大きな特徴です。毎回定員を上回る申し込みがあり、ご参加いただいた皆様にはご満足いただけた様子がうかがえました。

鉃鋼ビルディングは、ジャズコンサートなどの文化的取り組みと同様に、働く人の健康と快適な職場環境を支えるサービスを積極的に展開し、ご入居企業の皆様にとっての「この場所で働く価値」の向上に努めてまいります。


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鉃鋼ビルと同じ広島県呉市にルーツを持つ坂田明さんがプロデュース 「SAKATA AKIRA PRODUCES JAZZ AT TEKKO EXECUTIVE LOUNGE」開催


株式会社鉃鋼ビルディングは、鉃鋼ビルの「付加価値向上」の一環として、コミュニティイベント・プロジェクトを設置し、取り組みを続けています。
2025年11月、入居されているテナント企業で働く皆様を対象としたジャズコンサートを開催しました。
今回は、イベントを企画・開催したプロジェクトメンバーに取材しました。

担当社員の男性5名が正面を向いて横に並んでいる


広島・呉で始まった縁が東京で音になる

広島県呉市を瀬戸内海から望む

広島県呉市を瀬戸内海から望む

株式会社鉃鋼ビルディングの創業の地は瀬戸内海に開かれた美しい街、広島県呉市です。今回のジャズイベントをプロデュースしていただいたジャズ界の重鎮・坂田明さんも、同じ呉市のご出身。この共通のルーツが、今回の企画の出発点です。坂田さんには、働く場所であるオフィスと文化をつなぐイベントにご理解をいただき、鉃鋼エグゼクティブラウンジを舞台に特別な夜を演出しました。


ビル竣工10周年記念のイベントとして開催

鉃鋼ビル竣工10周年記念ロゴマーク

鉃鋼ビルディングでは、テナント企業の皆様へ「働く場所に新しい価値」を提供するため、コミュニティ活性化を目的としたイベントを企画しています。今回のジャズコンサートは、ビル竣工10周年を記念して開催された新しい試みです。


コミュニティイベント・プロジェクトにおいて、現在活躍中のアーティストをお迎えし、コンサートを実施するのは初めてとなります。坂田さんをプロデューサーにお迎えすることは、誇りであると同時に会場設営等の面でプレッシャーでもありました。 

2025年8月、現地視察の際にピアノを弾く坂田明さん

2025年8月、現地視察の際にスタインウェイのピアノを演奏する坂田明さん

 今年8月に行われた事前の打ち合わせでは、普段は会員制ラウンジとして使用されている場所をコンサート会場とすることにおいて、若干の不安がありましたが、坂田さんからは音響についてゴーサインをいただくことができました。 

また、坂田さんがラウンジに備え付けられているスタインウェイのアップライトピアノを演奏し「良い音だ」と言われた瞬間、ホッとしたことを覚えています。

 当日は、演奏者のみなさんに最高のパフォーマンスをしていただくことに加え、テナント企業で働く皆様に満足いただくために「成功させたい」という気持ちを強くしました。

 楽器と座席の配置、照明の明るさの調整、軽食とドリンクのペアリングなど細部まで気を配り、当日を迎えました。


当日の様子


出演は、現代ジャズシーンで注目を集める永武幹子トリオ(ピアノ:永武幹子、ベース:織原良次、ドラム:吉良創太)。演奏曲目は以下の6曲が演奏されました。

1.It’s Break Time
2.Lucky You!
3.Clover 2
4.Le Petit Prince
5.Myself, Yourself, Ourselves
6.Panorama



18:30の開演とともに、ピアノの一音が響き、会場の空気が変わりました。
「It’s Break Time」ではバロック音楽を思わせる緻密な構造とジャズの疾走感と緊張感に視線が集中し、次の「Lucky You!」では、軽快なスウィングに、変拍子の遊び心が加わり、会場では笑顔が自然に生まれました。

そして中盤、「Clover 2」。静かなイントロから始まり、モーダルな響きがラウンジ全体に広がります。ピアノの柔らかなタッチとフレットレスベースの深い音色が重なります。来場者の表情も穏やかになり、グラスを傾けながら音に耳を澄ます姿が印象的でした。


続く「Le Petit Prince」では、詩的なメロディが空間を満たします。『星の王子さま』の作者・サン=テグジュペリの世界観を思わせるリリカルなフレーズに、会場は静かな集中に包まれました。ドラムの繊細なブラシワークが星空のような質感を加え、中には目を閉じて音に浸る方も。

そして最後は「Myself, Yourself, Ourselves」。ここで空気が一変。複雑なリズムとポリリズムが絡み合い、トリオの即興性が全開に。ピアノとベースが挑発し合うような掛け合いに、ドラムが鋭く応えます。会場からは拍手が演奏中に起こりました。

ピアノの永武幹子さんの最後のMCでは、オーストリアの公演を終えて帰国後すぐに会場にいらした坂田明さんのご紹介がありました。

来場者からのアンコールに対して演奏された「Panorama」では、広がりのある音が空間を満たし、終演となりました。


今後、ジャズコンサートは3回実施予定

当日は、140名という予想を超える多くの方にご来場いただき、一部ご不便をおかけすることもありましたが、ご来場者のドリンク片手に談笑する姿や演奏をきっかけに会話を交わされている様子をうかがうことができ、イベントの成功を確信しました。

普段のライブ会場とは異なる環境において、最高のパフォーマンスをご披露いただいた演奏者のみなさんにも感謝を申し上げます。

鉃鋼ビルディングは、これからも働く場に新しい価値を提供し続けます。ジャズコンサートは館内のテナント企業にお勤めの皆様を対象に2026年10月までに3回開催の予定です。次回のイベントにもご期待ください。


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テナント企業の皆様に向けたイベント 「HERALBONY ACADEMY DE&I研修プログラム」開催レポート

株式会社鉃鋼ビルディングでは、「付加価値向上」の取り組みの一環として、テナント企業の皆様とのコミュニティ活性化を目的としたイベントを開催しています。

2025年10月14日には、鉃鋼ビル内で働く皆様を対象に、昨年に引き続き「HERALBONY ACADEMY DE&I研修プログラム」を実施しました。社会課題への理解を深め、職場における多様性の価値を再認識する機会として、多くの気付きが得られる時間となりました。

今回は、イベントを企画・開催したプロジェクトメンバーに取材しました。

プロジェクトメンバーの写真


HERALBONY ACADEMY DE&I研修プログラムとは

本プログラムは、株式会社ヘラルボニーが提供する、Diversity(多様性)・Equity(公平性)・Inclusion(包摂性)の視点を育むための企業向け研修です。

「異彩を、放て。」をミッションに障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すヘラルボニーの事例を通じて、参加者自身がDE&Iを“自分ごと”として捉えるきっかけを提供します。

鉃鋼ビルディングでは、昨年開催したSDGs Monthのイベントの中で「DIVERSESSION PROGRAM」として実施され、今年が2回目の開催となります。


開催当日の様子

会場で講師が講義をしている様子

当日は13名の方にご参加いただき、まずはヘラルボニーによる講演からスタートしました。

「自分たちの組織におけるDE&Iの現在地を確認し、DE&Iの必要性を理解する」ことを主眼に、参加者が自分自身の先入観に気付き、それぞれの職場や日常における自身の立場を客観視して考える時間となりました。


グループワークの様子

続いて行われたボードゲーム型ワークショップでは、4〜5名のチームに分かれて、身体的・言語的な制約を疑似体験しながら協力して与えられたミッションに挑戦。

チームのメンバー一人ひとりに役割が与えられ、目の見えにくい役、発言に制限のある役などの身体的特徴や能力においてマイノリティ(少数者)であることを擬似的に体験します。


グループワークの様子

ワークショップのコンセプトは昨年の内容と同一であるものの、ボードゲームの内容を変更し、コミュニケーションとチームワークの大切さを実感してもらうために、昨年より難易度は高く設定してあるとの説明がありました。


講師が説明している様子

進行は、プログラムのボードゲームのコンテンツ開発を担当され、ろう者でもある菊永ふみさんが務めました。ゲームの詳細は伏せさせていただきますが、菊永さんが気付きを参加者に与えながらワークショップは進んでいきました。

参加者からは「相手を信じる大切さを学んだ」「障害がある立場をはじめて理解した」「個人を尊重し、誰もが活躍できる環境を作ることが大切」といった声が上がり、多様なチームで働くことの難しさと可能性を実感する場となりました。

今年も昨年と同様、多様な価値観を受け入れ、協働する大切さを考える機会を提供することができたのではないかと思います。


交流の場としての価値も

グループのメンバーが講師と談笑している様子

今回のイベントでは、同じビルに勤めてはいても、普段は接点の少ない他社の方々との交流も生まれました。
ワークショップ中の名刺交換や、ビル内の新たなつながりが生まれる場となりました。
昨年の開催時のアンケート結果を踏まえ、今年はより参加しやすい企画とするために実施時間帯の変更を計画し、内容も鉃鋼ビル勤務者向けにアレンジしたものとなりました。
鉃鋼ビルディングでは、今後も、こうした取り組みを通じて、テナント企業の皆様と共に、より豊かな職場環境づくりを目指してまいります。


当社と「異彩を、放て。」をミッションに「障害」のイメージを変え、誰もがありのままに生きる社会の実現に向けて、多様な事業を展開する株式会社ヘラルボニーとのこれまでのコラボレーションについては、以下の記事をご覧ください。

日常空間にアートを。“異彩作家”の作品を常設展示
「異彩を、放て。」 ヘラルボニーと鉃鋼ビルディングの出会いが起こす変化とは(前編)
「異彩を、放て。」 ヘラルボニーと鉃鋼ビルディングの出会いが起こす変化とは(後編)
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竹あかりが照らす未来──竹を通してつながる共創の輪

株式会社鉃鋼ビルディングは、鉃鋼ビルの「付加価値向上」の一環として、コミュニティイベント・プロジェクトを設置し、取り組みを続けています。20258月、入居するテナント企業で働く皆様を対象とした「竹あかりワークショップ」を開催しました。

このワークショップは、「竹あかり」の総合プロデュース集団である「CHIKAKEN(ちかけん)」によって全国各地で行われている、たいへん人気のあるイベントです。

鉃鋼ビルディングでは昨年に引き続き2回目の開催となります。今回は、CHIKAKENの活動を紹介するほか、イベント当日の様子をプロジェクトメンバーがレポートします。


地域と共に歩むクリエイティブ集団「CHIKAKEN」

CHIKAKENのメンバー5人

CHIKAKENのみなさん CHIKAKENウェブサイトより

熊本県を拠点に活動する「CHIKAKEN(ちかけん)」は、竹を素材とした灯りの演出「竹あかり」を通じて、地域社会の活性化と文化創造に取り組んでいます。彼らの活動は、アートの枠を超えて、環境、文化、人とのつながりを軸にした持続可能な社会づくりへと広がっています。


「竹あかり」が生み出すつながりと再生

明かりのともった竹あかりの装飾

かぐや姫の光る庭 in サクラマチクマモト(熊本県/サクラマチクマモト/2024-2025) CHIKAKENウェブサイトより

CHIKAKENが手がける「竹あかり」は、竹に穴を開けて模様を施し、キャンドルやLEDの光であかりを灯すアート作品です。

幻想的な光景は見る者の心を惹きつけますが、その本質は、地域の人々が協力して制作するプロセスにあります。放置竹林の竹を活用し、地域住民とともに作品を作り上げることで、自然との関係を再構築し、地域課題の解決にもつながっています。


三つの「わ」が導く持続可能な社会づくり

明かりのともった竹あかりの装飾

G7広島サミット 政府広報展示ブース(広島/G7広島サミット/2023) CHIKAKENウェブサイトより

CHIKAKENの活動の根底には、「三つの『わ』」という理念があります。

人と人の「輪」をつなげること、持続可能な環境の「環」を広げること、日本文化としての「和」を広げること、という三つの視点から、社会に新たな価値を提供することを目指しています。

この理念は、国内外での活動にも反映されており、明治神宮やG7伊勢志摩サミットおよび広島サミットでの演出、熊本地震や熊本豪雨災害の復興支援、さらにはフランスや台湾など海外でのイベントにも展開されています。


環境課題に向き合う「竹あかり」体験

竹を持って説明する男性

CHIKAKEN竹あかり演出家の三城賢士さん

CHIKAKENによる「竹あかり」ワークショップは、竹害という環境課題への理解を深めることも目的の一つとされています。竹は繁殖力が強く、管理されないまま増えすぎると他の植物の生育を妨げ、土砂災害の原因にもなります。戦後の竹製品の需要減少により、竹林の管理が行き届かなくなったことが竹害の背景にあります。


空間演出からまちづくりまで──広がる活動領域

竹あかりで装飾されたクリスマスマーケットの様子

クリスマスマーケット熊本2022(熊本/熊本市/2022) CHIKAKENウェブサイトより

CHIKAKENはイベント演出や空間デザインにも力を入れており、音楽フェスやイルミネーション、記念式典など多様な場面で竹あかりを活用しています。さらに、ワークショップの開催や竹材のレンタル・販売、竹林整備などを通じて、サステナブルなまちづくりの支援にも取り組んでいます。


オフィスビルで広がる非日常の創造体験

竹あかりワークショップで親子で作業中

「竹あかりワークショップ」は、鉃鋼ビルのオフィス棟、商業施設に勤務する方々とそのご家族を対象に、8月2日の土曜日に開催されました。午前と午後の全2回の実施で、大勢の方にご参加いただきました。今回、使用した竹は「磨き竹」と呼ばれる竹で、茶道・華道の道具などの竹細工や工芸品に使われる竹材となります。


はじめにドリルの使い方の説明があり、作業中もCHIKAKENスタッフが作業を見守っているので、安全に作業することができます。

竹あかりワークショップのようす

参加者は複数ある型紙を選び、デザインを決めていきます。

竹あかりワークショップのようす

型紙を竹に貼り付けていきます。

竹あかりワークショップのようす

デザインが決まったら、電動ドリルを使って竹に穴を開けていきます。


会場にはドリルの音が響き渡り、参加者は無心で作業に没頭していました。小学生以下のお子様には保護者が付き添い、安全に配慮しながら作業を進めました。一つの作品は約30分で完成し、最後にライトを入れて出来栄えを確認する瞬間には、参加者の表情に達成感があふれて出ていました。

竹あかりワークショップのようす

竹あかりにあかりを灯した家族


参加者からは、「イベント自体、とても楽しく大満足でした」「大人も子どもも一緒に楽しめる企画で、家族全員が夢中になって作っていました」「竹あかりの取り組みについて子どもが興味をもち、帰宅してからネットで調べるなど、いい学びの機会となりました」といった声が寄せられました。

来年も夏休みに開催を予定しております。ご家族・ご友人との思い出づくりにぜひいらしてください。

竹あかりが完成したファミリー①

竹あかりが完成したファミリー②

完成した竹あかりに明かりを灯して並べた様子


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テナント企業の皆様に向けたショートフィルム上映会「TEKKO CINEMAS」を開催

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テナント企業の皆様に向けたショートフィルム上映会「TEKKO CINEMAS」を開催

株式会社鉃鋼ビルディングは、「付加価値向上」の一環として、コミュニティイベント・プロジェクトを設置し、取り組みを続けています。2025年5月、入居するテナント企業で働く皆様を対象としたショートフィルム上映会を開催しました。今回はイベントの様子をプロジェクトメンバーがレポートします。

 


ビジネス街に生まれた映画の新潮流

オフィスへ上がるエレベーターホールに設置された上映会のサインボード

2025年5月22日(木)・23日(金)と5月29日(木)・30日(金)、鉃鋼ビルディング内のカンファレンスルームにて、映画を通じた新たな試み「TEKKO CINEMAS」がスタートしました。鉃鋼ビルで働く方々が気軽に立ち寄り、さまざまな映像コンテンツに触れ、楽しんで鑑賞いただく場を提供することを目的としています。

今回のTEKKO CINEMASでは、「多様な人々の活躍や輝き」をテーマに、世界各国から厳選されたショートフィルム8作品を上映しました。短い作品の中に凝縮されたストーリーが、観客の心を揺さぶり、新たな視点を提供しました。

毎年6月に東京・原宿/ 表参道エリアを中心に開催されている映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」事務局に株式会社鉃鋼ビルディングコミュニティ活性化実行委員会が協力を依頼し、今回の上映会が実現しました。


オフィスビルに息づくシネマ文化

受付開始前の会場の様子

上映会は、仕事終わりでも気軽に参加できるよう、18:00開始の自由入退室スタイルで実施。会場には、スクリーンに映し出される映像にじっと見入る観客の姿がありました。上映されたショートフィルムは、最短10分、最長30分の作品が中心となり、各回4本ずつ、合計1時間程度のプログラム構成としました。

短時間ながら濃密な物語が展開されるショートフィルムは、観る人に強い印象を残します。作品ごとに笑顔を見せる方、静かに考え込む方、感動の余韻に浸る方など、それぞれの心に響く瞬間が生まれました。映画館の枠を超えた共感の場として、上映会は大きな役割を果たしました。


映画が生む「つながり」

TEKKO CINEMASを主催する株式会社鉃鋼ビルディングコミュニティ活性化実行委員会は、映画の上映を通じて、人々がリラックスできる時間を提供し、ビル全体の活気を生み出すことを目指しています。また、映画がきっかけとなり、テナント企業間の交流が生まれることで、新たなつながりが育まれることを期待しています。


上映後に行ったアンケートでは、「短編映画は面白い!」「ショートフィルムならではの魅力を知った」「心に響いた」「次回も参加したい」といった声が多数寄せられました。カンファレンスルームを利用した映画上映会となりましたが、映画館のような雰囲気づくりにもこだわり、観客の皆様の満足度も高いものとなりました。今後もこのような上映会を継続し、映画を通じたコミュニティの活性化を図っていきます。

軽食としてお配りしたお菓子


上映作品について

●5月22日(木)・5月30日(金) ※両日とも同じ作品を上映
ETERNAL LOVE ~永遠の愛~(2015年/フランス/9分)
FANNY PACK ~ウェストポーチ~(2016年/アメリカ/11分)
MORE THAN HAIR ~髪がつなぐ物語〜(2022年/カナダ/12分)
サムライソードフィッシュ(2022年/日本/25分)

●5月23日(金)・5月29日(木) ※両日とも同じ作品を上映
MONSIEUR LUCIEN ~ムッシュ・ルシアンの発明~(2022年/フランス/9分)
VOICE ACTIVATED ~音声認識中~(2022年/オーストラリア/12分)
THEN COMES THE BODY ~ナイジェリアのバレエダンサー~(2023年/ナイジェリア、アメリカ/15分)
紋の光(2024年/日本/22分)


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テナント企業の皆様に向けたイベント「SDGs Month」Part3(羽根田卓也選手トークセッション)

株式会社鉃鋼ビルディングは、「付加価値向上」の一環として、コミュニティイベント・プロジェクトを設置し、取り組みを続けています。

2024年9月と10月を「SDGs Month」と位置づけ、入居するテナント企業で働く皆様およびご家族を対象とした各種イベントを開催いたしました。

初年度となる今年度は、「SDGs及び社会問題に関する知見を広げること」をテーマとして、ビル内の異なる企業で働く皆様へ、様々な社会課題について考えていただく機会を設けさせていただきました。

今回は、スペシャルゲストとして、オリンピック5大会連続出場という偉業を成し遂げた、パリ五輪カヌースラローム日本代表の羽根田卓也選手をお招きし、18歳で単身スロバキアに渡って培った困難の乗り越え方や物事の上手な捉え方など、ビジネスでも大いに役立つエピソードを披露していただきました。

各イベントの詳細と当日の様子について、イベントを企画・開催したプロジェクトメンバーに取材しました(全3回のうちの3回目。1回目2回目を読む。)。


2024年10月29日開催
羽根田卓也選手トークセッション

このトークセッションは、羽根田選手のスポンサー企業であるチューリッヒ生命と鉃鋼ビルディングの共同企画による異業種間コラボレーションイベントです。チューリッヒ・インシュアランス・グループのパーパス「Create a brighter future together(明るい未来をともに創造する)」と、鉃鋼ビルディングの経営理念「多様化する社会において、人が活躍する場所の環境価値を創造し、社会に貢献する」が一致したことから、このイベントは生まれました。


イベントの準備と実施

イベントの準備は、チューリッヒ生命のご担当者と約半年間の打ち合わせを経て進められました。打ち合わせは隔週で行われ、細部にわたる計画が練られました。

羽根田選手のカヌー競技での活躍はもちろんのこと、トークが軽妙でありながら、カヌー競技に限らず含蓄ある内容をお話されていることはテレビ番組のインタビューなどから知られていますが、チューリッヒ生命のイベントでメンタルウェルビーイング(心の健康を保つこと)について、数多く講演されていたことから、今回のトークセッションでは、緊張への対応や、物事の上手な捉え方など、現代社会を生き抜くビジネスパーソンにも役立つエピソードを交えてお話しいただくことをご依頼しました。

トークセッションの開始時間が18時30分と少し遅い時間となるため、当日は来場者の方に軽食として、当ビル3階にあるニューヨーク発のデザートレストラン「サラベス」のサンドウィッチをご用意しました(こちらが好評でイベント終了後にお店に立ち寄られ、サンドウィッチをお買い求めになられる方もいらしたそうです)。

サインは打ち合わせの際にお願いしました。

ご参加いただいた皆さまに、さらにご満足していただけるよう、羽根田選手のサインが入った五輪グッズのプレゼントを用意しました。日本代表オフィシャルTシャツ、パリ五輪公式Tシャツとキャップの3種類を3つずつ、私どもで用意したところ、チューリッヒ生命からは羽根田選手の著書『Voda 水の声』3冊をご提供いただきました。合計で12名という高確率で当選することになり、羽根田選手のファンには垂涎の的となる抽選会となりました。


トークセッションの内容

今回のイベントは、鉃鋼ビルディングのテナント企業にお勤めの皆さまに加え、一般公募の参加者を含む94名をお招きし、対面形式で実施されました。

トークセッションは羽根田卓也選手の挨拶から始まりました。パリ五輪での経験や応援に対する感謝の言葉を述べられ、参加者から大きな拍手が送られました。続いて、パリ五輪の様子について、羽根田選手本人が撮影した写真を交えた紹介がありました。

パリ五輪の開会式がセーヌ川で行われたことや、選手村での生活、他国選手とのピンバッジ交換による交流、話題となった選手村の食事などについて詳しくご紹介いただきました。また、フランス人の応援の素晴らしさについても触れ、自国の選手や卓越したパフォーマンスを発揮した選手だけでなく、十分な結果を出せなかった選手に対しても惜しみなくエールを送る姿勢に感銘を受けたとお話しされました。


カヌー競技への取り組み

羽根田選手は、現在、チューリッヒ生命のブランド・アンバサダーに就任されています。

話題はカヌー競技に移り、羽根田選手のこれまでのオリンピックでの経験をお話しくださいました。初出場の2004年の北京五輪では出場することで精一杯で周りが見えず、自分のパフォーマンスも発揮できなかったことや、出場回数を重ねるうちにオリンピックというものを理解し、自分が落ち着いて集中できる環境「コンフォートゾーン」を作り上げることができるようになったことなどが語られました。

また、2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得の際は、実は試合前に風邪をひいていたことなどの驚きのエピソードが披露されました。


海外での競技生活

MCはTVレポーターとしてご活躍の坂田陽子さん。

羽根田選手は高校卒業後の18歳からカヌー強豪国のスロバキアでトレーニングを積んでこられました。スロバキアでの生活やトレーニング方法についても語られ、日本と異なるアプローチが紹介されました。日本では一年中同じトレーニングを続けるのに対し、スロバキアではオフの時間を大切にし、カヌーから離れてリフレッシュすることが推奨されているとのことでした。

これには、冬にスキーなどの異なる運動を取り入れることでカヌーで使う筋肉や関節を休め、他の部位の能力を高める役割もあるそうです。また、同じ練習ばかり続けていると体やメンタルに負担がかかるため、リスクヘッジとしてオフの時間を大切にすることが重要であることを学んだと語られました。

このほかに、「スロバキア人が視点を変えて考えることが上手だ」と感じられたそうです。例えば、羽根田選手がリオデジャネイロ五輪で風邪をひいた経験についても、日本人は自己責任を重視しがちですが、スロバキア人は「風邪をひくことは誰にでもある」「スポーツは思い通りにならないこともある」といった柔軟な考え方を持っているとのことです。このように、視点を変えて受け止めることの大切さを強調されていました。

最後に、充実した人生を送るためのアドバイスがあり、トークセッションは終了しました。

質疑応答の後、プレゼント抽選会が行われました。入場の際にお渡しした番号札が抽選券です。透明な箱に入った抽選箱から羽根田選手が一枚ずつ選んでいきます。番号が読み上げられた方は壇上に上がってもらい、羽根田選手よりプレゼントが直接手渡されました。当選された12名の方はお一人ずつ記念撮影をされていました。

グッズは当選者に直接手渡され、ツーショットの記念写真にも応じていただきました。

ご参加いただいた方からは、

「羽根田さんの飾らないトークが大好きです。スポーツ選手としての心得・考え方を知ることができ、とても有意義なイベントでした」

「視点を変える重要性を一貫してお話されていたことが印象的でした」

「ある程度流れに身を任せて過ごすことも大事とおっしゃっていて、すごく肩の力が抜けました」

といった感想をいただきました。

今回のイベントは、異業種間のコラボレーションが生み出す新たな価値を参加者のみなさまに提供するものとなりました。羽根田選手の経験や考え方は、多くの人にとって励みとなり、明るい未来を創造するためのヒントを与えてくれました。今後もこのようなイベントを企画し、多くの方にポジティブな影響を与えていければと考えています。

最後は全員で記念撮影

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テナント企業の皆様に向けたイベント「SDGs Month」Part2(竹あかり・老犬たちの涙)

株式会社鉃鋼ビルディングは、「付加価値向上」の一環として、コミュニティイベント・プロジェクトを設置し、取り組みを続けています。

2024年9月を「SDGs Month」と位置づけ、入居するテナント企業で働く皆様およびご家族を対象とした各種イベントを開催いたしました。

初年度となる今年度は、「SDGs及び社会問題に関する知見を広げること」をテーマとして、ビル内の異なる企業で働く皆様へ、様々な社会課題について考えていただく機会を設けさせていただきました。

各イベントの詳細と当日の様子について、イベントを企画・開催したプロジェクトメンバーに取材しました(全3回のうちの2回目。1回目3回目を読む)。


2024年9月21日開催
CHIKAKENプロダクツによる「竹あかり」ワークショップ

竹あかり演出家の三城賢士さん

このワークショップは、「竹あかり」の総合プロデュース集団である「CHIKAKENプロダクツ」のレクチャーを受けながら、自分の楽しみやご家族の思い出作りとして、オリジナルの「竹あかり」を制作するワークショップです。


問題視される竹害

竹は強い繁殖力・生命力によって伐採後も再び生えてくることから、持続可能な素材として注目され、新たな活用法が多く生まれています。一方で、その強い繁殖力から、竹が増えすぎることで自然や人々の生活に悪影響を与える「竹害」が問題となっています。

特にモウソウチクやマダケ等の種類の竹が管理されずに広がると、他の植物が育ちにくくなり、場所によっては土砂崩れが起きやすくなります。戦後の竹やタケノコの輸入増加や、竹製品のプラスチック製品への置き換えが原因で、近年は竹林の管理がされなくなり、竹が放置されるようになりました。

このワークショップでは、鉃鋼ビルディングの創業の地・広島県呉市の竹林より切り出した竹材を使用し、竹害の問題解決について考えていただく機会をあわせて提供することを考えました。


当日のプログラムの様子

ワークショップはビルにお勤めの方のご家族にもご参加いただけるよう土曜日に開催をいたしました。全部で3回実施し、合計16組47名の方が参加されました。

今回は伐採したての青竹を使用しました。

作業は、自分好みの形や太さの竹を選ぶことから始まります。その後、数ある型紙から好きなものを複数選んで組み合わせを考え、自分だけのオリジナルデザインを作ります。

型紙のデザインは複数あり、組み合わせは10万通り以上あるそうです。


電動ドリルで竹に穴を開ける

デザインが決まった参加者から電動ドリルを使用して、竹に穴を開けていきます。型紙には、開ける穴の大きさと使用するドリルビット(ドリルの先端)の太さの番号が記載されているので、簡単に穴を開ける作業ができます。

一人が一つの竹にいくつも穴を開けていくのでドリルの音が会場中に響きわたります。

開ける穴の大きさにあわせたドリルビットの太さを選んでドリルで穴を開けていきます。

小学生以下のお子さんには、大人の方についていただいて作業を行います。開ける穴の数にもよりますが、一つの作品あたり30分程度で完成させることができました。

中にライトを入れて出来栄えを確認します。

 

ご参加者をいただいた方からは

「竹の香りを感じながら無心で作業をすることで精神的に落ち着いた」

「子どもたちがSDGsへの興味をもつきっかけになります」

「自分が働いているビルを家族に知ってもらいながら、みんなで楽しく作品を作ることができました」

といった感想をいただきました。

働く場所として毎日を過ごされているオフィスビルに、いつもと異なる服装や気持ちでお越しいただき、職場のご同僚やご家族とワークショップを通してSDGsを考える機会になってほしいとの願いから企画いたしました。

同じビルで働く皆様とワークショップを通じてSDGsを身近に感じていただく、有効なイベントであると手ごたえを感じましたので、次回は今年以上にご家族でも参加しやすいように夏休みなどに開催時期を設ける等の工夫をしていきたいと思っています。


2024年9月20日~26日開催
写真展「老犬たちの涙」
~“いのち”と“こころ”を守る14の方法~

SDGs Monthのイベントとして9月20日(金)~26日(木)の動物愛護週間にあわせて、鉃鋼ビルディング1階のアトリウムにおいて、どうぶつ福祉ネットワーク代表 児玉小枝さんによる著書「老犬たちの涙~“いのち”と“こころ”を守る14の方法~」(KADOKAWA刊)収録作品の一部を展示いたしました。

コロナ禍において、日本でも癒しを求めてペットを飼う人が増加したといいます。現在も続くペットブームの中で、ペットもいずれ年齢を重ね、人間と同じように介護が必要となります。

特に犬の飼育については、病気になって年老いた犬を飼い主が捨てたり、飼い主自身の都合で犬の面倒を見ることを放棄したりすることが近年、増加傾向にあるといいます。

言葉を持たない動物たちの代弁者としてメッセージを発信することをライフワークとしている児玉さんの本にこめたメッセージを、より多くの方のもとへ届けたいと考え、当社と一緒に多種多様な社会問題を考えていただく機会を提供させていただきました。


展示期間中に寄せられた感想

鉃鋼ビルディングでは展示期間中に、展示パネルにQRコードを設置してアンケートを実施いたしました。頂いたご意見の一部をご紹介いたします。

・犬たちの切ない表情、胸がしめつけられました。

・悲しい現状ですが、老犬や保護犬についてしっかりと知ることが大切だと感じました。もっともっとたくさんの人に、命の大切さを知って欲しい。

・どの写真もとても印象に残り、パネルに記載された言葉もつきささりました。目を背けず、出来ることを考えたいと思います。

・犬の保護センターには、飼い主からの引き取り依頼が絶えないと聞きます。終生飼育、幸せなペット達が増える世の中になって欲しいと切に願っています。

今回は、私たちが普段生活をする中でスポットが当たりにくい問題を、動物愛護週間にあわせて提起いたしました。今後も多くの方に関心を持っていただけるような企画を検討したいと考えています。


展示した写真の詳しい情報は以下のとおりです。

児玉小枝さんFacebook
https://www.facebook.com/sae.kodama.1

どうぶつ福祉ネットワーク ウェブサイト
https://doubutsu-net.sakura.ne.jp/

 


次回は、カヌー・スラローム日本代表・羽根田卓也選手のトークセッションの様子をレポートいたします。

 

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